最近こういう話が聞こえてきました
Aさん:「最近仕事の受注が減ってきて、Cさんに回す仕事が少ないから、なにかいい仕事ないですか?」
Bさん:「今はこういうのしかないなぁ」
Aさん:「あぁ、そういうのはCさんのスキルではできないので無理です」
Bさん:「じゃあ、こういうのは?」
Aさん:「無理ですね、Cさんはそんな仕事は嫌がるから」
Bさん:「・・・・・。では、今は他に回せる仕事はないですね」
Aさん:「またいい仕事があったら教えてください」
Cさんに回す仕事が少ないから、関連会社に仕事がないか確認している営業的な会話のやりとりです。
私はここに危うさを感じるのです。
上記の会話に私の心の声を入れていきます。
Aさん:「最近仕事の受注が少なくて、下に回す仕事がないから、なにかいい仕事ないですか?」
Bさん:「今はこういうのしかないなぁ」
Aさん:「あぁ、そういうのはCさんのスキルではできないので無理です」
心の声:『Cさんに今も本当にできないのか確認しないのかな?仕事が少なくて困っているんですよね?今はCさんには難しくて採算が合わないかもしれないけど、将来のためにできる選択肢を増やした方がいいのでは・・・』
Bさん:「じゃあ、こういうのは?」
Aさん:「無理ですね、Cさんはそんな仕事は前から嫌がってるから」
心の声:『また無理か。嫌がってるかもしれないけど、こういう仕事があるって話だけはCさんにも伝えて、Cさんに判断させてあげないといけないのでは・・・』『前からっていうけど、どれだけ前のことなんだろう?聞いてみたら今はそれほど嫌がってないかもしれないし、嫌がってる場合ではないのでは?』
Bさん:「・・・・・。では、今は他に仕事はないですね」
心の声:『まぁ、そうなりますよね・・・』
Aさん:「またいい仕事があったら教えてください」
心の声:『えっ、そんなに無理、無理ばっかり言ってて、自分にとって都合のいい仕事だけを回してもらえると思っているのかな・・・』
なにに危うさを感じるかと言いますと、「無理」という言葉を気軽に使い過ぎていることです。
Aさんはこの会話でもあるように、日常的に「無理」という言葉を使い続けています。
すぐに「無理」と言ったり、簡単に「無理」という言葉を使っています。
「無理」と言うのが口癖かのように・・・。
「無理」の連鎖が広がっていく
上記のAさんとCさんの間の過去にも、きっと「無理」という言葉があったんだと思います。
「そんなの無理ですよ」だったり、「うちはそんなスキルないから無理ですよ」だったりしていたのかもしれません。
それがAさんとBさんの会話で、AさんがCさんの代弁者のようになって、過去に「無理」だと聞いていたから、そう言っているのもしれません。
しかしCさんも、前はそういう気持ちが強かったけれど、現在の仕事が少ない状況下において、今はなんでもやります的な前向きな気持ちを持っていたらどうでしょう。
Cさんの前向きな思いとは裏腹に、現実ではAさんとBさんの間でそういうやりとりがなされ、過去の状況を現在まで持ち越されていいる。
Aさんに対してCさんが「無理」という言葉を使った結果、AさんにもCさんの「無理」が伝染され、そして「無理」の連鎖が広がっていき、色んな方向へ拡散されていく。
やがて自分が発したネガティブな言葉は、回り回って自分に対してネガティブな状況に返っていくのかもしれません。
自分の選択が可能性を狭めている!?
人は過去の経験に基づいて今を選択している。
過去の成功体験や失敗を教訓にしてより良い選択肢を選んでいる。
そうやって進化してきた。そして危険を回避してきた。
これからも同じように選択していくのだろう。
だけど、その選択が逆に自分の可能性を狭めていたとしたら?
過去の経験ばかりに頼って選択していませんか?
新しいことを取り入れるのを避けていませんか?
時代はどんどん変わっていっているのに、自分はいつまでも過去に囚われていませんか?
その自分の選択は今の時代と合っているか考えましたか?
時代に取り残されていませんか?
時代の変化に気付けていますか?
新しいことを拒絶しないようにしよう。
いつまでも過去の経験だけにこだわらないにしよう。
過去の経験に新しいことを混ぜてみよう。
周りの知恵を借りてみよう。
必要であれば勇気を出して助けを求めてみよう。
最初から「無理」だと決めつけずに
本当に無理なら毅然とした態度で丁寧に断ればいいと思います。
でも、「0」か「100」で考えず、相手と状況を擦り合わせて、「60」や「80」はできるけれど、あとの足りない部分は補ってもらう、助けてもらうでもいいと思います。
いずれは「100」できるようになるかもしれません。
最初から「無理」だと決めつけずに、少しでも関わっていくようにしていけば、未来の自分にとって、より良い可能性の選択肢が増えるかもしれませんね。
あのときやっていればよかったと未来で後悔しないように、少しでも自分で自分の可能性を広げていければいいなと感じている今日この頃です。