きまぐれな紡ぎ手

日々感じていることを綴っていきます。

勉強と学びの違い|作業から学びに変える方法

はじめに

みなさん、社会人になってからも勉強はしていますか?

社会人になり、いざ働いてみると疲れて勉強どころではない人が多いのではないでしょうか。

勉強をしたいと心の中では思っていても、行動には移すほどの時間が確保できないのが現実ですね。

今日は『勉強と学びの違い|作業から学びに変える方法』のお話です。

 

酔いから冷めて

なんとか勉強する時間を作り出して一生懸命勉強していた自分。

一般的には、日本人(社会人)の1週間の勉強時間は平均13分だとか・・・。

そんな情報を知り、毎日勉強に勤しむ自分に酔いしれていた。

自分は周りより勉強しているんだと。

 

しかしそんな酔いもある日を境に覚めていく。

今まで勉強していたことを活かせない自分に気付いたからだ。

あんなに勉強してきたのに、あの頑張っていた時間はなんだったんだろうとうなだれる。

勉強していたときは新しいことを覚えたり、理解していたつもりだった。

でもそれらを実際に使うことはなかった。

 

自己満足の作業

結局は知識を詰め込んだだけだった。

インプットはするがアウトプットはしない。

知識を身につけるだけで使うことはなかった。

そう、ただの自己満足で完結していたのだった。

自分はこんな勉強をしている、こんなことを知っているとひけらかしているだけだった。

そんな自分を恥ずかしく思うのと同時に、勉強への熱が冷めていく。

身についてない事実に気付き、堕落の扉を開いて自堕落に過ごす日々。

そんな折、ある人にこう言われた。

「勉強はやることが目的ではなくて、学ぶことが目的なんだよ」

「覚えることは確かに大切だけど、それをなぜそうなるのかとか、自分はどう理解したかって

考える時間がなければ頭に残らない。学び取ろうという意識がなければ、それはただの作業。空っぽのノートが積み重なるだけなんだ」と。

衝撃を受けた瞬間だった。

 

勉強と学びの違い

言われてみれば、重要だと思えることを書き写しただけのノート。

そこに自分の考えや言葉はなかった。

答えは合っていても、なぜそうなるのかとか、自分の言葉で書かれていることは一つもなかった。

自分で考えるよりも書くことに集中している結果がノートに如実に表れていた。

頭を使うことより手を動かしていただけだったことに気付く。

 

大切なことは、勉強をしている事実ではなく、自ら学びを取りにいく姿勢と、その学びを活かすために行動に移すことだった。

ノートにびっしりと文字は詰まっていても、実は頭には何も詰まっていなかったかもしれない。

何ページ書いたかではなく、その中でどれだけ考えたかが大切だったのだ。

それからのノートの書き方は変わった。

まとめたことに、自分なりの気付きや疑問などの自分の考えを書くようになった。

間違えた問題の横には、なぜミスしたのかの理由も添えた。

時間は前よりかかったが、その分内容は濃くなった。

やっと理解するって感覚が芽生え始めた瞬間だった。

 

おわりに

勉強することが間違っていたわけではなく、頑張る方向が違っていただけだった。

勉強していることから学び取る意識が抜けると、ただの作業になってしまう。

手だけを動かすのではなく、頭もセットで動かさないといけなかった。

日本人(社会人)の1週間の勉強時間は平均13分だけど、そこにはすごく勉強している人とまったく勉強していな人の二極化となった結果が13分という数字に表れている。

その中のまったく勉強していない社会人は52%だそうだ。

平均13分という数字に踊らされてはいけない。

勉強している人はすごく勉強しているのだ。

あとは勉強を作業にするか、学びにするかは自分次第だ。

私は後者を取ろう。

 

 

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