きまぐれな紡ぎ手

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「情報疲れの正体」|流される人生から抜け出す「考える習慣」のすすめ

受け取るだけで終わらせない。考える時間を意識的に持つという選択。

「最近、自分の考えを言葉にしていないな」と感じたことはありませんか?

誰かの意見を読んで、「なるほど」とうなずきはするものの、自分の言葉として何かを発信することがない。

そんなふうに受信ばかりの毎日を過ごしていないでしょうか。

 

情報は、便利です。

スマホを開けばニュース、SNS、動画、音楽、広告・・・途切れることのない情報の波。

気づけば私たちは、ほぼ一日中、何かを受信している状態にあります。

 

それなのに、ふと空いた時間ができたとき、「何を考えよう?」と立ち止まっても、何も出てこない。

自分の考えが湧いてこない感覚に、戸惑う人も多いのではないでしょうか。

 

「発信」ができない理由

「発信」というと、SNSで発言することや、ブログを書くことを思い浮かべる人もいるかもしれません。

でも、ここで言う発信とは、もっと根本的なもの。

 

たとえば、

  • 「私はこう考える」と言える力
  • 「自分にとって何が大事か」を言葉にできること
  • 「この選択は自分にとって正しい」と納得して動けること

こういった内側から生まれる言葉や判断が、私たちが生きる上での「発信」なのです。

しかし、これらは自然には出てきません

意識的に「考える時間」を取らなければ、発信は生まれないのです。

 

なぜ、考える時間がないのか?

「考えたい気持ちはあるけれど、忙しいから時間がない」

そう思ったこと、ありますよね?

けれど、ここにはひとつの落とし穴があります。

 

それは、「受信は止まらない」という事実です。

 

テレビ、ラジオ、スマホ、ネット。

私たちは、ぼーっとしているときですら、常に何かを受信しています。

だから、「時間が空いたら考えよう」では、永遠に考える時間は訪れないのです。

 

受信には「向こうからやってくる」という性質があります。

でも、考えることは「自分で意図してやること」

だからこそ、後回しにされてしまうのです。

 

考える時間は、意識して「予定に入れる」もの

では、どうすればいいのでしょうか。

答えはシンプルです。

「考える時間」を、スケジュールに組み込むこと。

 

「週に1時間でもいいから、考えるだけの時間をとる」

スマホを手放して、手帳とペンだけを持ってカフェに行く」

「朝の散歩時間に、テーマを決めて頭の中で考えてみる」

 

やり方は人それぞれですが、大切なのは『考える時間を意識的に確保する』という姿勢です。

それは、筋トレやストレッチのように習慣化できます。

そして、その時間こそが自分の軸を育てる時間になります。

 

受信に偏ると、人生が「他人任せ」になる

受信ばかりの生活に慣れてしまうと、私たちは次第に『考える力』を失っていきます

何かを決めるときも、「誰かが言ってたから」

何かに反応するときも、「みんながそう言ってたから」

そんなふうに、判断も感情も他人に委ねてしまうことになります。

 

そうすると、人生そのものが「受信の延長」になります。

つまり、自分で選んだつもりが、実は他人の選択だったということが起きてしまうのです。

 

怖いですよね。

でも、これは誰にでも起こりうること。

だからこそ、「考える時間」は自分の人生を自分のものにするために、絶対に必要な時間なのです。

 

発信することが、人生を変える

意見を発信することに抵抗がある人もいるかもしれません。

「発信するほどの考えがない」

「どうせ自分の意見なんて誰にも響かない」

 

でも、誰かに見せるためじゃなくてもいいのです。

まずは「自分に向けて」発信してみてください。

ノートでも日記でも、独り言でもいい。

それが「自分の考えを言葉にする」という最初の一歩です。

 

言葉にしてみると、不思議なことに思考がクリアになっていきます

「あ、私はこう思ってたのか」と気づける瞬間が増えます。

その積み重ねが、本当の自分との対話につながり、

やがてそれが、他人への発信にも自然につながっていくのです。

 

最後に――「流されない」ために

この情報社会では、考える時間は「空いた時間」ではなく、「意識して作る時間」です。

受信を止めることはできません。

だからこそ、自分から考える・選ぶ・発信するための時間が必要です。

 

他人の考えに乗っかるだけの人生で終わらないように。

せっかく自分という存在で生きているのなら、

自分の言葉で、自分の道を歩いていきたいものです。

 

 

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