きまぐれな紡ぎ手

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「やればできる」の落とし穴──やる気不足にすり替えられる危うさと解決策を示さない不公平さ

「やればできる」と励ます人の言葉に潜む矛盾。やり遂げても責められても、答えが示されない現実をどう乗り越えるか。

はじめに

「やればできる」
誰もが一度は言われたことのある言葉ではないでしょうか。

一見するとポジティブで背中を押してくれるように聞こえます。
ですが実際はどうでしょう。

  • なんとか苦労してやり遂げれば「ほらできたやろ」と言われる

  • できなければ「やる気が足りない」「やり方が悪い」と責められる

  • しかも、どうすれば解決できるのかの答えは示されない

この構図に心当たりがある人も多いはずです。
結果がどうであれ、責任だけが自分に押しつけられる。そんな理不尽さに疲れてしまうのです。

 

「やればできる」は精神論にすぎないのか?

「やればできる」という言葉が精神論になってしまうのは、根拠や方法が伴わないときです。

  • どうやればできるのかが明示されない

  • 個人の環境や条件が無視される

  • 努力すれば必ず成果が出る、と誤解させる

このように使われると、それは単なる「気合論」です。

しかし一方で、「正しい方法や条件を前提にすれば、できる可能性がある」という意味で使うならば、現実的な励ましにもなり得ます。
つまり「やればできる」自体が悪いのではなく、その言葉に具体性や道筋があるかどうかが問題なのです。

 

「できたら正しい、できなければお前のせい」という二重基準

「やればできる」と繰り返す人は、往々にしてこう言います。

  • 成し遂げたとき → 「ほらできたやろ」

  • 失敗したとき → 「やる気が足りない」「やり方が悪い」

この二重基準こそが最大の問題です。
どちらに転んでも「自分の言葉が正しかった」と正当化できる仕組みになっているからです。

結果、挑戦する側は「やる気不足」と烙印を押され、責任だけを一方的に負わされるのです。

 

欠けているのは「方法の共有」

本当に必要なのは、結果を責める言葉ではなく「方法のヒント」です。

  • 「ここでつまずきやすいから、こうしてみて」

  • 「私の経験では、こう乗り越えたよ」

  • 「一緒に改善点を探そう」

こうした助言や支援があれば、挑戦はぐっと前に進みやすくなります。

ところが「やればできる」しか言わない人は、解決策を示さずに精神論だけを押し付ける
だから挑戦する人は、無駄に苦労し、再現性のない「根性勝負」で乗り越えるしかなくなってしまうのです。

 

結果オーライの危うさ

仮に苦労してやり遂げたとしても、それは「偶然なんとかできた」に過ぎません。

  • 膨大な時間と労力を浪費する

  • うまくいった理由が分からず、次に活かせない

  • また同じ壁に当たると、再びゼロからの苦労になる

「やればできる」だけを頼りにした成功は、再現性のない属人的な頑張りを強いるだけなのです。

 

「やる気不足」にすり替えられる危うさ

実際には、できなかった理由は「やる気」だけではありません。

  • 方法が合っていなかった

  • 経験や練習が足りなかった

  • サポートや環境が整っていなかった

  • 偶然やタイミングの要素があった

それなのに「やる気不足」にすり替えられると、本人は「自分がダメだ」としか思えなくなります。
このすり替えこそが、精神論の最も有害な部分です。

 

やる気は「原因」ではなく「結果」

本来、やる気は「行動の前提条件」ではなく「行動の結果」として生まれるものです。

  • 小さな成功体験を積む → 「もっとやってみたい」と思える

  • 改善点が見える → 次の挑戦に意欲がわく

つまり「やる気があるからできる」のではなく、「できる実感があるからやる気が湧いてくる」のです。

「やる気がない」と責めることは、本質を見誤っていると言えるでしょう。

 

精神論に振り回されないために

「やればできる」と言う人に出会ったとき、受け止め方を変えることが大切です。

  • 「これは精神論か?それとも具体性があるか?」を見極める

  • 精神論に過ぎない場合は、鵜呑みにせず「どうやればできるか」を自分で考える

  • 周囲に頼れる人がいるなら、方法や工夫を尋ねてみる

こうすることで、無駄な消耗を避け、次の挑戦をより現実的に進められるようになります。

 

結論

「やればできる」は、具体性がなければ精神論に過ぎません。
さらに「できたら正しい」「できなければやる気不足」という二重基準は、挑戦する人を追い詰めます。

本当に大切なのは、

  • どうすればできるのかという「方法の共有」

  • 失敗したときに「やる気不足」と決めつけない姿勢

  • 小さな成功を積み重ねて、やる気を後から育てること

「やればできる」を精神論で終わらせるのか、現実的な励ましに変えるのか。
それを決めるのは、言う側の責任であり、受け取る側の見極めでもあるのです。

 

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