―「健康負債」って、実はけっこうヤバいやつ―
■ 結論:健康を削って頑張るのは、未来の自分への“ツケ払い”
「働き方改革」って言葉はよく聞くのに、
自分の働かせ方だけはまったく改革されてない――そんな人、多くないですか?
はい、私もその一人です。
上司も自分、社員も自分。
この“自分株式会社”、今日もフル稼働。
残業代ゼロ、有給なし、ボーナスも気持ちだけ。
それでも「もう少し頑張ればなんとかなる」って言い聞かせて働き続ける。
……いや、誰が自分をここまで追い詰めてるんですか?
そう、犯人は自分なんです。
知らないうちに“健康負債”という名のローンまで組んで、
未来の自分にツケを回している。
それが、もっとも危険な「自己ブラック化」です。
■ 理由:「今だけ頑張る」が一番危ない
「あと少しだけ」「週末に寝れば平気」
うんうん、言いたいことはわかる。
でもそれ、健康ローンの契約書に親指で印鑑押してますよ。
体はちゃんと記録してます。
「この人、またツケ払いか〜」って。
しかもこのローン、金利高め&回収超早い。
・寝不足→翌朝の集中力を差し押さえ
・ストレス→胃と肌に請求書
・無理な働き方→メンタルに一括請求
しかも、リボ払い? ないです。延滞? 許されません。
――なんて厳しい金融機関だよ、自分の体。
■ 具体例①:自分の中の“ブラック上司”がうるさい
「体調悪い? 気のせい。」
「眠い? コーヒー飲めばなんとかなる。」
「倒れるまでが努力だろ。」
……いや、昭和か。
こんな上司、会社にいたらすぐSNSで炎上ですよ。
でも、自分の中にいるんですよね。
この“ブラック上司”。
しかも部下(=自分)もまじめだから、言うこと聞いちゃう。
結果、心も体もボロボロ。
なのに「今日も頑張った!」って自己満。
それ、頑張りじゃなくてセルフブラック労働です。
■ 具体例②:「健康負債」延滞あるある
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「今だけ我慢すれば」→3年我慢してる
-
「もう少しで落ち着く」→落ち着く未来は来ない
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「週末に返す」→週末も仕事で延滞中
延滞者の言い訳、テンプレすぎて泣ける。
しかも健康の取り立て、マジで容赦ない。
「発熱」「倦怠感」「集中力の欠如」――これ全部、督促状です。
で、支払わないとどうなるか。
最終的に、「強制リセット(寝込む)」か「システムクラッシュ(倒れる)」。
はい、完全にスマホの過労死案件。
■ 具体例③:スマホの充電10%でゲーム続ける人
体力10%なのに、「あと1試合いける!」ってゲームするあの感じ。
結果、途中でバッテリー切れる。
人間も一緒です。
バッテリー10%で仕事を続ければ、そりゃ落ちます。
しかも再起動(=回復)に時間かかる。
「充電しながら動けばいい」って?
いや、それ延命措置です。
せめて機内モードにして、ちゃんと休もう。
■ 対策:「休む=怠け」じゃなく「返済してる」
「休むと罪悪感がある」って人、多いですよね。
でも、ちょっと待って。
それ、借金返してるだけですから。
寝ること、何もしないこと、散歩すること。
それ全部、“健康負債の返済行為”。
「まだいける」は延滞。
「もう無理」は正しい自己申告。
利息(=疲労・不機嫌・集中力欠如)は放置しないで払っとこう。
■ 解決策:自分の中の労働環境をホワイト化しよう
・寝る時間を予定に入れる(最優先タスク)
・「今日はここまで」と声に出して言う
・お風呂ではスマホを置く(※防水より防ブラック)
・「もう無理」って言う練習をする
どれも小さなことですが、健康負債の返済プランになります。
自分の中の“ブラック上司”を異動させて、
“ホワイト人事部”を育てましょう。
■ まとめ:未来の自分を破産させないために
努力は悪くない。
でも、健康を担保にする努力は、危険なローンです。
未来の自分に「ツケ」を残さないように、
今日の自分をちゃんと休ませてあげてください。
そろそろ“ブラック社長”は降格して、
“ホワイト上司”に昇格しましょう。
未来のあなたが、きっと笑って言います。
「やっと、ちゃんと休ませてくれたな」って。
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