自分と向き合うのが怖くて、弱さを心の奥に閉じ込めてきた人へ。傷つかないためのクセを否定せずに、心の鍵を少しだけゆるめるためのヒントをまとめました。
自分と向き合うのが怖い。
自分の弱さは見たくないし、人にも見せたくない。
そっと心の奥にしまい込んで鍵をかけておきたい。
周りの人や環境を責めて、遠ざけておきたい。
もし今のあなたが、こんな気持ちでいるなら。
それは「ダメな自分」だからではなくて、ちゃんと感じているからこその反応です。
ここでは、
「自分と向き合うのが怖いという気持ち」を否定せずに、そのまま大事にしながら、少しだけ心の鍵をゆるめていくための視点をまとめてみます。
自分と向き合うのが怖いのは「弱いから」じゃない
人は、痛みから自分を守ろうとします。
自分の弱さや足りなさを、真正面から見るのって、正直とてもしんどいですよね。
だから、ついこうなりがちです。
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忙しさでごまかす
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人間関係のせいにする
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「環境さえよければ」と外側に原因を置く
こうして「今の自分」を見なくて済むようにする。
これって実は、怠けているからでも、逃げ癖があるからでもなくて、
これ以上傷つきたくない
という、生きるための防御反応でもあるんです。
心が必死に、自分を守ろうとしてくれている。
その事実を、まずはそっと認めてあげてもいいのかもしれません。
鍵をかけた「弱さ」は、消えないままそこにいる
ただ、心の奥にしまい込んで鍵をかけたからといって、その弱さや痛みが「なかったこと」になるわけではありません。
しまい込んだ感情は、形を変えて顔を出します。
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ふとした瞬間のモヤモヤ
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似たような場面での過剰な反応
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自分でも理由がわからないイライラ
こういうものって、心の奥で眠らせたつもりの気持ちが、今の自分にサインを送っていることが多いんですよね。
周りの人や環境を責めたくなるときも、本当はこう言いたいのかもしれません。
「本当は、自分の本音を見てあげたい。でも怖い」
「自分の弱さを、どう扱えばいいのかわからない」
責めたい矛先は外側に向いていても、心の奥ではずっと、自分自身が泣きながら座っている。
そんなイメージに近いかもしれません。
「弱さ」と向き合うって、“自分を責める”ことじゃない
多くの人が、どこかでこう思い込んでいます。
自分と向き合う=ダメ出しをすること
でも、本当はまったく逆です。
自分と向き合う=「そう感じている自分」をやっと認めてあげること
たとえば、
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「怖い」と感じているなら
→ 「ああ、自分は今、怖いんだな」と言葉にしてあげる -
「逃げたい」と思っているなら
→ 「それだけ今、心がいっぱいいっぱいなんだな」と気づいてあげる
ここに、「だからダメだ」「だから成長しないんだ」といったジャッジは要りません。
ただ、「そう感じている自分がいる」という事実を、そのまま認めてあげる。
それだけでも、向き合う一歩になります。
いきなり全部を見ない。心の鍵を少しだけゆるめる練習
とはいえ、「今日から全部、自分の弱さと向き合おう!」と気合いを入れすぎると、それはそれでしんどくなります。
長い間、心の奥にしまってがっちり鍵をかけてきたものを、一気にこじ開けようとしたら、怖くて当たり前です。
だから、こんなイメージで十分です。
鍵を全部外すんじゃなくて、
今日は“ほんの少しだけ隙間をあけてみる”。
具体的には、こんな小さなことからでもOKです。
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ノートに「今、いちばん怖いこと」を一行だけ書いてみる
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誰にも見せない前提で、思っている本音を数行だけ書いてみる
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信頼できる人に、「ちょっと弱音を吐いてもいい?」と一言だけ伝えてみる
これだけでも充分、「弱さに向き合う練習」になります。
大事なのは、「完璧に向き合うこと」ではなくて、
これまでより、ほんの少しだけ自分に近づいてみること
です。
周りを責めたくなったときに、自分へ投げたい質問
周りの人や環境を責めたくなるときって、心の奥ではこんな声が隠れていることが多いです。
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「本当は、自分がどうしたらいいのか、わからない」
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「傷つきたくない。失敗したくない」
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「頑張ってきた自分を、否定されたくない」
だから、もしまた誰かを責めたくなったり、環境のせいにしたくなったときは、こんな質問を自分に投げかけてみてください。
「今、自分は何がいちばん怖いんだろう?」
矛先を外側から、そっと自分の内側に向けてみる。
それは自分を責めるためではなく、
「自分の本当の気持ちを、自分が聞いてあげる」ための時間
です。
最初はうまく言葉にならなくても大丈夫です。
「よくわからないけど、なんか怖い」でも立派な本音です。
弱さを見せないまま生きるのも自由。
でも、弱さごと抱えて生きる自分も、ちゃんと選べる
「弱さを見せたくない」「隠しておきたい」と思うのも、ひとつの生き方です。
それを無理に否定する必要はありません。
ただ、もしどこかで少しだけ疲れてきているなら——。
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本当は、誰かに弱さを見せてみたい
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本当は、「それでいいんだよ」と言ってほしい
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本当は、自分自身が自分の味方でいたい
そんな願いが、あなたの中で静かに芽を出しているのかもしれません。
自分と向き合うのは、やっぱり怖い。
でも、
「自分と向き合うのが怖い」と感じている自分を、まず認めるところからでいい。
鍵をかけたままでもいいから、今日はその鍵に、そっと手を添えてみる。
それだけでも、心の奥では、静かに何かが変わり始めています。
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