「無理」を連発する人との接し方・仕事の頼み方に悩んだときのヒント
「この仕事、今週中にお願いできる?」
そう言った瞬間に返ってくる言葉がある。
「無理です」
あまりにも早い返答に、こちらの話を最後まで聞いてくれていたのかも疑いたくなる。
何がどう“無理”なのか、どれくらい無理なのか、聞いても返ってくるのは曖昧な沈黙。
それって本当に“100%無理”なんでしょうか?
「無理」と言いたくなる気持ちも、わからなくはない
まず最初に大事なのは、「無理」と言いたくなる側の気持ちにも目を向けることです。
「無理」という言葉には、いろんな背景があります。
- スケジュール的に厳しい
- 過去に同じ仕事で嫌な思いをした
- 失敗が怖い
- できないと思われたくない
- 頑張る気力がない
こうした心の声が“無理”という一言に凝縮されていることもあるのです。
だからこそ、「どうして無理なのか」を責めるよりも丁寧に聞き出す姿勢が大切になります。
でも・・・。
毎回「無理」と言われてばかりでは、こちらも疲れてしまいますよね。
「無理」って何%無理なの?
私はふと考えました。
「無理」って、一体どのくらい無理なんだろう?と。
100%?
それとも、90%くらい?
いや、もしかしたら、50%くらいならできるかもしれない。
もし50%無理で、50%できるのだとしたら、
その“できる”部分だけでもやってもらえないだろうか?
そして残りの“無理”な部分を、別の方法や別の人で補えばいい。
「できる部分に目を向ける」ことができれば、仕事は前に進むのです。
無理を0か100かで考えないでほしい
多くの人が、「できる」「できない」を極端に分けて考えてしまいます。
だけど現実には、できるけどちょっと厳しい/難しいけど工夫すれば可能というグラデーションが存在します。
このグラデーションに気づけるかどうかが、人間関係にも仕事にも大きな影響を与えます。
だから私は、すぐ「無理」と言われたときにはこう返すようにしています。
「全部は無理かもしれないけど、どこまでだったらできそう?」
0か100ではなく、“できるライン”を一緒に探す問いかけです。
そうすることで、相手の思考を“思考停止”から“協働的”に変えることができます。
対策:あえて“究極の2択”で選ばせる
それでも「無理」の一点張りで、話が進まない人もいます。
そんなときは、少しユニークなアプローチを試してみましょう。
それが、“究極の2択”を提示する方法です。
たとえば・・・
「この資料作成と、この営業同行、どっちかお願いできないかな?」
「この週か来週、どちらかに打ち合わせ対応してほしいんだけど・・・」
どちらも“完全に拒否したくなる”ような内容ではなく、
“片方ならまだマシ”と思って選ばざるを得ない2択にするのがポイントです。
こうすると、「どっちかは選ばなきゃ」という心理が働くため、
結果的にこちらの“本命の仕事”を受けてもらえる可能性が上がるのです。
「無理」を連発すると信頼も失う
「無理」と言うことで、確かにリスクを回避できるかもしれません。
でも、それを繰り返すことで、“頼れない人”というレッテルを貼られてしまうのも事実です。
そして最終的には、誰からも何も頼まれなくなっていく・・・。
無理を言わずに頑張れというわけではありません。
でもせめて、「どうしたらできるか?」を一緒に考える姿勢を持っていてほしい。
その姿勢があるだけで、周囲との関係は驚くほど変わっていくものです。
本当に困っているのは誰か?
最後に。
「無理」と言われ続けて疲れているあなた。
無理と言う人をどう扱えばいいか悩んでいるあなた。
あなたが悪いのではありません。
ただ、今の方法では“通じない相手”に、正面からぶつかってしまっているだけなのです。
だからこそ、言い方や提案の仕方を工夫することで、状況を少しずつ変えることができる。
「すぐ無理と言う人」へのアプローチも、こちらから変えていくことで、
信頼関係を築くきっかけにすることができるかもしれません。
まとめ:すぐ「無理」と言う人にはこう対処しよう
- 「無理」は何%無理か?を問い直す
- 0か100かで考えず、グラデーションを意識する
- 「どこまでできるか?」を一緒に探す
- 究極の2択を提示して、選ばせる
- それでもダメなら、無理を言わずに“距離”を取ることも大切
最後に
「無理」は、決して悪い言葉ではありません。
だけど、「無理」の中にも“できるかもしれない何か”が潜んでいることを忘れないでください。
あなたのちょっとした問いかけが、相手の行動を変えることもあります。
そして何より、あなた自身が悩みから一歩抜け出すきっかけになるはずです。
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